デビットカードは海外ATMで使える?出金方法と手数料の確認方法

対応しているデビットカードなら、海外ATMから現地通貨を引き出せます。ただし、海外ATMでの出金に対応しないカードもあります。カードのブランド名だけで判断せず、発行銀行の利用案内とATMの表示を確認してください。デビットカード全体の選び方はおすすめのデビットカード比較で紹介しています。

海外ATMでデビットカードを使う前に対応状況を確認

発行銀行が案内する対象カードと、海外ATMに表示されたネットワークマークが合っているかを確認しましょう。たとえば、ゆうちょ銀行はゆうちょデビットについて「Visa」または「Plus」マークのATM、セブン銀行はデビット付きキャッシュカードについて「JCB」マークのATM・CD、ドコモSMTBネット銀行は対象のVisa・Mastercardデビットについて各ブランドマークのあるATMを案内しています。いずれも各銀行の商品に関する案内で、同じブランドのデビットカードすべてが使えるという意味ではありません。

渡航前に、発行銀行の公式案内で海外ATMの利用可否、必要な設定、出金限度額、口座残高、使う暗証番号を確認してください。カードによっては海外ATMでの出金に対応していないため、利用予定のカード商品名を添えて銀行へ確認しましょう。

海外ATMで現地通貨を引き出す流れ

Visaの海外ATM操作ガイドでは、VisaまたはPlusマークのあるATMを案内し、操作は国・地域や機種によって異なると説明しています。次はVisaガイドが示す一般例です。JCBやMastercardのカードでは、ATMの表示や発行銀行の案内を確認してください。

  1. カードのブランドマークに対応した海外ATMを選ぶ
  2. カードを挿入し、暗証番号を入力する
  3. 言語を選ぶ画面が表示されたら、日本語または英語などを選ぶ
  4. 取引の種類で「WITHDRAWAL(出金)」を選び、選択肢が表示されたらデビットカードは「SAVINGS」を選ぶ
  5. 引き出す金額を選び、画面の案内に従って現地通貨を受け取る

ドコモSMTBネット銀行は、対象デビットの海外ATMで使う4桁のデビット暗証番号は、キャッシュカードの暗証番号とは異なると案内しています。ATMによって表示や手順は変わるため、利用カードの公式案内を確認しましょう。

Visaの案内では、ATMによって現地通貨と日本円の金額が併記され、換算方法を選ぶ画面が出ることがあります。Visaガイドの説明では「DECLINE CONVERSION」はカード会社の為替レート、「ACCEPT CONVERSION」はATM側の為替レートによる円建て請求で、割高になる場合があります。この説明はVisaガイドの対象画面についてのものです。画面の選択肢や扱いが異なる場合は、利用カードの発行銀行の案内に従ってください。

海外ATMの手数料と為替レートはカードごとに確認

海外ATMの費用はブランドだけでは決まりません。以下は2026年10月26日に確認した発行銀行の案内例です。商品固有の条件なので、利用するカードの最新案内を確認してください。

発行銀行が案内する海外ATM利用料の例(2026年10月26日確認)
ゆうちょデビットVisa基準レートにゆうちょ銀行所定の海外サービス手数料4.0%(税込)を加えて円換算し、海外ATM利用手数料110円がかかります。ATM設置機関の所定手数料が別途必要な場合があります。
セブン銀行デビット付きキャッシュカード(JCB)ATM・CD利用料は1回110円(税込)。JCB所定の基準レートにセブン銀行所定のレート3.0%を加算して円換算します。現地金融機関の使用料が別途かかるATMもあります。
ドコモSMTBネット銀行の対象デビット海外事務手数料2.50%(非課税)。現地金融機関の使用料が別途かかるATMもあります。

同じブランドでも発行銀行やカード商品で条件は異なります。出発前に、海外ATMでの利用可否、1回・1日あたりの限度額、為替レート、銀行側の手数料、現地ATMの追加料金を確認しておきましょう。